ユニオン(労働組合)を理解していただくために

本来、使用者と労働者は対等な立場なのですが、賃金を支払う関係上どうしても使用者の立場が強くなります。
また、「個人対企業」と考えただけでも個人は弱いものです。その弱い労働者が団結して使用者と対等に話し合えるように憲法や法律で結成することを認められたものが「労働組合(=ユニオン)」です。

つまり、ユニオンというのは「あなた自身が行動を起こし、それを組合員みんなでサポートする」というのが正しい考え方であり、「依頼をして代行してもらうところではない」のです。

もし、「依頼」と考え、あなた自身が何も行動しないと「ユニオンは何もしてくれない…。」という考えに陥ってしまうでしょう。

例えば、使用者に対し団体交渉を申し入れる場合「会社の責任者が法律上誰なのか?」ということが判らないといけません。

これを正確につかむためには法務局へ出向き、会社の登記簿の写しを取ることになるのですが、基本的にこういうこともユニオンが代行するのではなく、あなた自身が取りにいくのです。

もちろん、その費用もあなたの負担です。「組合費を収めるのに?」と聞こえてきそうですが、組合費とは「そういうことも含め代行してくれる費用」ではなく、「ユニオンの運営」に使われるものなのです。

また、あなた自身の労働紛争が解決したら、今度はあなた自身が労働紛争で困っている人をサポートする番です。

それが労働組合であり、ユニオンなのです。
従って、自分の労働紛争が解決したら、ユニオンからはさっさと脱退しようなどと考えている方にはユニオンは不向きですし、ユニオンとしてもそういう考えの方には加入してほしくありません。

いずれにしても

あなた自身が行動することを前提にするならば、ユニオンは力強い存在になります!

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